主な変更
v1.11.0では、温度と負荷の変化を記録した履歴から確認できるCooling Insightを追加しました。 新規インストールでは履歴保存にDuckDBを使い、既存のSQLiteデータ向けには明示的な移行フローを追加しています。
メイン機能の詳細はCooling Insightの紹介記事をご覧ください。
Cooling Insight
- 温度、負荷、ファン回転数、対応する電力情報を時系列で確認できるCoolingビューを追加しました。
- アイドル状態の検出と冷却ベースライン、長期間の表示に使う日次サマリーを追加しました。
- 負荷帯ごとの比較と、負荷と温度の関係を調べるビューを追加しました。
- 対応する環境センサーのデータがある場合に、周囲温度を考慮した表示や相関ビューを利用できます。
履歴データ
- 新規インストールではネイティブDuckDBアーカイブを使用します。
- 既存のSQLiteデータは、明示的なデータベース移行フローで移行できます。
- ネイティブアーカイブのクエリ、差分反映、保持期間の管理、Storage Health表示に対応しました。
電力とセンサー
- Apple Siliconの電力情報と、電力表示先の選択に対応しました。
- 電力のサマリーを履歴に記録し、Performance画面の表示方法を追加しました。
- 対応環境でのWindows CPUパッケージ電力とIntelパッケージの熱状態表示に対応しました。
- 対応するITEセンサーで、実験的なマザーボード温度取得に対応しました。
- SwitchBot Meter BLEとHubファミリーの周囲温度を取得でき、使用するセンサーを選べるようになりました。
セットアップと修正
- WindowsのExternal Component SetupからPawnIOを導入できるようになりました。MSIインストーラーにもPawnIOのセットアップ項目を追加しました。
- キャンセルまたは失敗した後の再試行を含め、データベース移行と復旧の動作を改善しました。
- ハードウェア情報の取得、Windowsのインストール手順、アプリの安定性に関する修正を含みます。
すべての変更はGitHubのv1.11.0リリースノートをご覧ください。
追記:WinGetでのライセンス表示について(2026年10月3日)
WinGetでHardwareVisualizer 1.11.0のライセンスがMITと表示される状態を確認しました。対象のソースではGPL-3.0-or-laterを宣言しており、表示に不一致がありました。
原因は、リリース時の自動提出処理が以前のWinGetマニフェストのライセンス情報を引き継いでいたことです。自動提出処理を修正し、次回リリースから対象リリースタグのライセンス情報を反映するようにしました。この修正は1.11.0の既存マニフェストには反映されません。
MITの表示を前提にソースの再利用や再配布を行った方、またはその表示が利用判断に影響した方は、専用Discussionのお問い合わせ窓口で、差し支えない範囲で利用時期と利用状況をお知らせください。状況を確認したうえで、個別にご相談します。