変更内容
v1.10.0では、初期のリリース以来ほとんど変えてこなかった画面構成そのものを見直しました。
サイドバーを3つの場所に整理しました。ハードウェアの状態をリアルタイムに見るPerformance、搭載されている構成を調べるSystem Specifications、記録した履歴を振り返るInsightsです。 これまでは複数の画面に情報が分散していたため、関連する情報を見落としやすい状態でした。
Performance画面は、使い方に合わせて表示を組み替えられるようになりました。 さらに今回、新しく2種類の情報を追加しています。Windowsでのマザーボードの温度とファン回転数、そしてInsightsでのCPU温度の履歴です。 あわせて、HardwareVisualizerの動作中に使うCPU・メモリ・電力を減らすための改善も多数行いました。
これまでの画面構成のほうが好みの場合も、引き続き利用できます。 v1.10.0を初めて起動したときに一度だけ案内が表示され、そこからClassic Navigation(従来の画面構成)にいつでも切り替えられます。
わかりやすい画面構成
- サイドバーをPerformance / System Specifications / Insightsの3つに整理しました。
- PCのハードウェア構成を1枚で確認できるSystem Specificationsを追加しました。
- 従来の画面構成もClassic Navigationとして利用できるようにし、切り替え方法を一度だけ案内するようにしました。
Performance画面
- リアルタイム表示の見せ方としてPanels(既定)、Compact、Monitorの3種類を追加しました。
- Panelsでは上部に使用率と温度のメーターを表示し、その下のパネルを表示・非表示・並び替えでき、1列または2列で配置できます。
- コアごとのCPU使用率と、マザーボードセンサーのパネルを追加しました(どちらも既定では非表示)。
- Compactは1項目1行の高密度表示、Monitorは画面に出しっぱなしにする用途に向いた表示です。
- GPUの数値がどのアダプターのものかを表示するようになり、GPUが複数ある場合は切り替えられるようになりました。
新しく確認できる情報
- Windowsで、マザーボードの温度とファン回転数を確認できるようにしました(任意のPawnIOコンポーネント経由、対応するマザーボードのセンサーチップが必要です)。
- InsightsにCPU温度の履歴(平均・最大・最小)を追加しました。
- Insightsに、温度に関する分析をまとめる新しいCoolingビューを追加しました。
グラフ
- グラフをウィンドウの大きさに合わせて表示するオプションを追加しました。固定サイズのままではなく、ウィンドウに追従してリサイズされます。
- グラフの余白を調整できるようにしました。
- 設定画面でグラフサイズに関する項目をまとめました。
より軽く、静かに
- 常時更新されるグラフの描画処理を軽量化し、監視中のCPU使用率を下げました。
- ウィンドウをトレイに格納している間の更新を停止しました。Windowsでは非表示中のメモリ使用量が約174MBから約32MBに減り、ウィンドウは1秒未満で復帰します。
- ハードウェア情報の取得と記録の処理を効率化し、長時間の監視でも負荷が少なくなりました。
修正
- 同じ型番のIntel GPUが2枚ある場合に、1つのアダプターとして扱われてしまう問題を修正しました。
- 情報を返さなくなったGPUが、リアルタイム表示に残り続ける問題を修正しました。
Full Changelog: v1.9.0…v1.10.0